僕ら砕けた青春だから
誰にも渡せはしませんよ
駄犬と呼ばれた日々
追われてないと死んじゃうの
君を泣かすのも楽じゃない
散り散りになって身体は歌う
一度でいいから乞われてみたい
爪は剥がして牙は折る
鎖じゃなくてワイヤーです
信じてないけど愛してる
浅知恵のち響いて
今日の予定は風呂、酒、心中
異常を宿した手を当てて
その目は何も語らない
忘却お手伝いします
恋とは違うと言い聞かせ
捨てちまった運命の痕に
心の半分、あなたにあげる
いつか旅立とうと誓った二人は
遂に実らなかった林檎