死んでもいい、君の一番になりたい
ひと時だけ君を好きにできる薬があったなら、 （心の傷と体の傷、どっちをあげよう）
羨ましい、憎らしい、どうしようもなく愛おしい
もう苦しいんだ、君の隣は
その痛みを知っていたから、固く目を閉じて受け入れた
奪った世界の分だけ、君を幸せにすると誓うよ
綺麗に輪を描いて、私の小鳥は逃げていく
君から色を削ぎ落して、透明に変えたのは僕
触れさえすれば心を覗けるなんて、愚かな思い違いを
愛の限りに抱きしめたら、脆い君は砕けてしまった
望むものは与えられない、ただこの命を代わりに
ふつりと切れたのは、血管という名の赤い糸
少し良い夢を見た朝に、君は冷たくなっていた
花の中で眠る君を、今までで一番好きだと思うから
死ぬより惨めな想いを抱えて
